Finance Records

財務諸表や決算書は企業の成績表!!さまざまな分析を通して財務の面白さをお伝えします。

メルカリのビジネスモデルと収益コストをビジュアル化。見える化すると、課題はいまだにUSメルカリか。

今回はメルカリについて見ていきたいと思います。 (https://itunes.apple.com/us/app/mercari-the-selling-app/id896130944?mt=8) とは言え、決算説明自体ではメルカリの戦略の大きな部分は変わっているようには見えませんでした。 なので今回は改めてメル…

今期の新事業から見るZOZOの戦略の転換について。ユーザーファーストな”だけ”ではなくなった??

ZOZOのプライベートブランドの失敗、ZOZOARIGATOの廃止。そして戦略の転換を図っているように見えるZOZO。今回のZOZOの決算発表は多くの示唆があるように思われます。 今回は、ZOZOが戦略を変えてきているように見えるという話を書いてみたいと思います。 1…

ZOZOARIGATOは思ったよりも惜しかった?「費用対効果が×」だった理由を数字で検証

ZOZOが決算を発表しましたね。 増収減益、ZOZOARIGATOの撤退、新規事業のスタートとそれに伴う戦略の大幅な見直し…今回の決算発表は非常に味わい深いものがあります。 そこで今回の決算発表は、私の感じたZOZOのポイントごとに記事を書いていきたいと思いま…

NETFLIXの攻めの姿勢を支えるものは会計思考ではないか。財務諸表から紐解く、NETFLIXの会計の使い方。

今回はNETFLIXの財務諸表から、NETFLIXの攻めの姿勢と、それを支える会計思考について財務諸表から紐解いてみましょう。 NETFLIXはご覧いただけるように、一年で稼いだ税引き後当期純利益をはるかに上回る投資を毎年行っています。 2018年末のコンテンツ投資…

NETFLIXの2018年の投資額は1兆円超え!その投資はどんな影響を与えている?

今回はNETFLIXについて書いていきたいと思います。 (https://twitter.com/netflixjp) 日本のコンテンツで言うと「テラスハウス」などが有名ですね。近年かなり耳にすることが多くなったNETFLIXという企業ですが、財務諸表はかなり面白いのでご紹介していけ…

良品計画の業績を支える投資内容はBSを確認しよう。無印良品は販売が強く、投資内容も戦略的!

(株式会社 良品計画) 今回は企業の戦略、意思決定が財務諸表にどのように表れるかを分析する為に、無印良品のBS、貸借対照表について見ていきましょう。BSは「会社がどのように資金を集め、何に使っているのか?」が分かる財務諸表です。 この良品計画の財…

無印良品の強みは大企業ならではの強みと無印独自の世界感の抱き合わせ!売上からわかるあれやこれや。

今回は無印良品を運営する「良品計画」について見ていきたいと思います。 (https://ryohin-keikaku.jp/) 無印と言えばその独特の世界観が特徴的ですが、企業としてはその世界観を構築する為に、非常に合理的に動いている企業であるように見えます。 実際に…

「マクドナルド」という事業はどうやって儲けているのか。マクドナルドの財務諸表を分析!

今回はマクドナルドの事業がどうやって儲けているのかを調べましょう。 「マクドナルド」という事業が儲かっているのか?ということを知るためには「営業利益」という利益を見るのがおすすめです。 詳しくは前回の記事に書いていますので興味ある方はご参照…

「儲かっているか」を知るためには売上だけ見てはダメ。企業分析、経営分析の為に利益の役割を理解しよう。

事業を運営していたり、投資をしていたり、はたまたニュースで企業の業績を聞いたり。そんな時、「売上高○○%増!」と聞くと「儲かったな!」と思ったりしませんか? 実はそれは幻想です。本来事業で儲かっているのか、会社が強くなったのかどうかを確認する…

識学のビジネスモデルと財務を分析。強みはコンテンツ、ボトルネックは人材獲得?

日本で開発された「識学」というマネジメントメソッドを商品として成長を続け、起業後わずか4年でIPOまで持ってきた識学。 その強みは、「コンサルティング後のサービス設計までしており、生涯顧客売上が伸びやすい」「従業員ではなく社長に対するコンサルな…

2019年IPO企業の識学。コンサルティング企業を上場までもっていく、差別化された3つの強み。

今回は、2019年に上場したばかりの「識学」という企業についてご紹介していきたいと思います。要潤さんCMなどでご覧になられた方も多いかと思います。 (株式会社識学TOP) この企業は、日本で開発された「識学」というマネジメントメソッドを商品として成長…

ビジネスモデルや事業の良し悪しが一発で知りたければ、「ユニットエコノミクス」を見てみよう。

さて、前回の記事ではラクスルのビジネスモデルと業績について確認していきましたが、最後にラクスルの事業を確認する際の重要指標はこれでは?というお話をさせていただきました。 ここから、ラクスルのビジネスを継続して確認していく際に、重要だと思われ…

「仕組みを変えれば世界はもっと良くなる」。ラクスルのビジネスモデルは学べるところがてんこ盛り!

今回は、2018年にIPOしたラクスルについて取り上げてみたいと思います。 ラクスルのビジネスモデルは、簡単に言ってしまうと、古い業界を「ITの力で効率的に」というものです。 古い取引の流れを、自社を経由することによって徹底的に効率化するというものな…

「ZOZO離れ」って実際どうなの?ZOZOはお客さんの層が変わってる?

今回の記事は、「データを基にしたZOZO離れの姿」について書いています。 結論から申し上げると、ZOZOは自社の環境の変化に対応した手を打っているように思います。その際、問われるのは出店側のブランドの姿勢です。 なぜZOZOの社長は「本業に集中する」と…

ZOZOは巷で言われている部分とは別の部分がヤバいと思う。財務諸表を見ると、ある部分が怖いレベルで少なすぎ!

なんだかZOZOを取り巻くニュースがネガティブなものが多くなってきていますね。 個人的には少し騒ぎ過ぎじゃないかなあ…と思う一方、ZOZOの1ユーザーであった私も最近利用頻度が落ちてきていますので、何かが変わっていっているのかもしれません。 なぜZOZO…

BSから企業戦略を読み解こう。大企業であるサイバーエージェントとIPO企業のFringe81、eMnetはこうも違う!

ネット広告業の三社比較、今回はBSから企業戦略を読み解いてみましょう。 登場人物はeMnet,Fringe81,サイバーエージェント。 ・eMnetは現在単純にネット広告の販売コンサルのみを行っています。 ・Fringe81はネット広告だけでなく独自のユニークな施策として…

ネット広告事業は利益幅が薄かった。財務諸表を見ると、サイバーエージェントでも税引き後利益が1%!!

さて、今回はネット広告という大きなくくりの中で3社を比較し、「どのような事業を提供している企業が一番儲かっているのか」を見てみたいと思います。 まず、今回比較対象に上がる3社を簡単にご紹介します。 ①eMnet https://emnet.co.jp/ まずeMnetです。前…

意外と儲からないのかネット広告?IPO企業であるeMnet(イーエムネットジャパン)の財務諸表で分析!

(株式会社イーエムネットジャパン | インターネット広告代理店) 今回は、新しい広告業である「インターネット広告事業」のIPO企業、eMnet Japanについて取り上げてみたいと思います。この企業は本社が韓国にあるようですね。 メディア系の事業って、テレ…

上場以来初の減益は特に問題ではないのではないか。ZOZOの財務諸表から見る、ZOZOSUITの失敗と今後について。

(https://twitter.com/yousuck2020/) www.asahi.com ZOZOの決算が発表され、前澤社長がツイッターで謝罪し、新聞も速報で上場以来初の減益を報じています。とは言っても、これだけの情報では詳細は分かりませんので、今後数回に分けて今期の決算を分析して…

ビジネスモデルは数値に表れる。and factoryの財務諸表からわかるビジネスモデル

今回は、とんでもない成長率を誇るand factoryの財務諸表を使って、財務的な側面からこのビジネスモデルの仕組みを見ていきましょう。 一つ特徴的な部分を申し上げると、「超効率的に利益を挙げられている」という事になります。これはビジネスモデルがその…

成長速度が規格外!売上が3年で1700%成長している「and factory」のビジネスモデルを分析!

今回は、爆速で成長中である「and factory」について見てみましょう。 先出しさせていただくと、and factoryはIOTが将来の核であり、ホテル業からくる生態データの取得を行っていることが非常にユニークなビジネスモデルになっています。 そのビジネスモデル…

今後有名企業だけでなく、成長していく企業も取り上げていきます!(ファイナンスレコードの今後)

いつもご覧いただいてありがとうございます。 「有名企業の財務諸表ってどんなんだろう?」と思ってブログを開始した2018年、 おかげさまで一カ月で1万人の方に見て頂けるようになりました。 いつもご覧いただいている皆様のおかげです。本当に感謝しており…

従業員が少なくても回ってる?HIS社長の息子が仕掛けるベストワンドットコムは、安さが売りのプラットフォーム事業!

皆さん、旅行はお好きでしょうか? 旅行がお好きな方も、クルーズツアーに参加されたことがある方はそう多くないかもしれません。今回は、そんなクルーズをもっと身近に。若い旅行者や、クルーズをしたことがない人に向けてクルーズサービスを提供する「ベス…

このビジネスモデルで大丈夫?AIを使った人材教育を行うIPO企業のアルーを分析

(https://www.alue.co.jp/) 今回は上場したばかりの企業である、人材教育の支援事業を手掛けているアルーについて見ていきたいと思います。 どのような事業が中心かというと、「教育にAIを掛け合わせて、個別最適された学習を加速させる」というもののよう…

BUYMAの非常にユニークなビジネスモデル。財務諸表を見ると明らかに儲かっているエニグモについてレビュー!

今回は「エニグモ」という企業を紹介したいと思います。 (http://www.enigmo.co.jp/business/buyma/) エニグモは、「世界を買える」というフレーズの名の通り、世界中のアパレルを購入できる「バイマ」というサービスを提供しています。 (http://www.enig…

81歳でIT企業をIPO!?旧態依然の卸売業に風穴を開けるMマートの財務諸表とビジネスモデルについてレビュー!

Mマートは2018年にマザーズ上場した新興企業です。社長の御年なんと現在83歳。64歳で未経験のIT業界で起業し、81歳で上場を果たされた鉄人です。 この企業は、「古い体質の業界ほどネットの力によって革新的なサービスを出すことができる」「マーケットプレ…

前期末に激増した現預金と在庫はどうなった?在庫管理は失敗か。400億の現金は何に使うのか?

2019年のQ1のファストリの財務諸表が公開されました。 私自身は前期からファストリの財務諸表の分析記事を書いているのですが、その際に「儲かっているにも関わらず社債で現金を調達している」「なぜか大量の在庫を仕入れている」という2点に注意していまし…

情報製造小売業の道半ば。国内ユニクロを伸ばすより海外を伸ばすべき?国内市場が飽和状態のユニクロ、学ぶべきはInditexか。

ファーストリテイリングの2019年のQ1の財務諸表が公開されました。 全体的には、「利益はしっかりと出ているものの、前年度に比べて利益は減少」という結果になりました。その要因は主に国内ユニクロなのですが、暖冬であるという要因はあるものの、「国内に…

成長企業のBS,CFを見てみよう。成長する企業は強みへの投資が違う。

今回は成長企業であるFarfetchのBS,CFを見てみましょう。Farfetchは売上がすでに3カ月で144億円ありますが、拡大の為の投資を続けている成長企業です。 (Women - Farfetch レディース通販) 現在は未だに多額の赤字を計上していますが、このような成長企業の…

財務諸表をみるとFarfetchは赤字。なのになぜ「将来性がある」と言われるのか?財務的に分析!

(https://s22.q4cdn.com/426100162/files/doc_financials/2018/Q3/Farfetch-Limited-Q3-2018-Earnings-Slides-(IR-Website).pdf) Farfetchはなぜ「将来性がある」といわれるのでしょうか? その答えは「優秀なユニットエコノミクス」にあると思います。そ…